Ole Wancher
1903年にデンマークのコペンハーゲンに生まれ、1929年にデンマーク王立芸術アカデミーを卒業します。この王立芸術アカデミー時代に「デンマーク家具デザインの父」と呼ばれたコーア・クリントに師事し、クリントの後継者と言える人物です。彼のデザインした家具は北欧モダンデザインの殿堂デザインとして世界中に知られています。
PJ112
今から紹介する一人掛けのソファは一般的にはPJファニチャーの名で知られているPJeppesen社で製作されていたモノで、ここは材料となる木を最高品質のものを使うことで知られる家具メーカーです。
向かって右のラベルはデンマーク家具品質管理委員会の印で、この委員会の厳しい基準をクリアした家具にのみ与えられる印で、高品質デンマーク家具の証です。
座面下にスプリングが入っていて、クッションが優しく体にフィットする感じです。木部フレームは高級材マホガニーで、接合部分など細かい部分で凝った造りのソファです。
一見すると平面に見えるアームのラインですが、後脚から緩やかに上がってくるデザインで、後方から見てもとても美しいラインをしています。
Size W:660mm D:680mm SH:400mm オイル仕上げ
オーレ・ヴァンシャのソファと共に上質空間でゆっくりと時間を過ごすのはいかがでしょうか。