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アームチェア修理

 今回はぐらつきのある椅子の修理、メンテナンスを見ていただきます。
エリック・バックがデザインしたヴィンテージのアームチェア。

分解

 造られて数十年経っている椅子、状態良く残っているモノもありますが全てがそうではありません。しっかりと状態を確認しメンテナンスします。

今回メンテナンスした椅子は左右の前脚をつなぐ貫、後脚をつなぐ貫が若干ぐらつきがあったのでまずは分解。

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ショックレスハンマーで木部フレームを叩き分解していきます。

木部を傷つけたり割ったりしない様に慎重、且つ大胆に。

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分解した部材、この段階でパーツごとにサンディング(削り作業)。耐水ペーパーで汚れと元々のっている塗装を取って、その後2段階のサンディングをしました。

接着

 木の接合部に木工用の接着剤をまんべんなく塗り、クランプという鉄の道具を使って両サイドから締め上げ、圧着いていきます。
接着剤か乾くまでだいたい一日はこの状態のままキープです。

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一日接着剤を乾燥させたらクランプを外して接着完了。木部を仕上げのサンディングをします。

最後にオイルで塗装してメンテナンス終了です。ローズウッドの素晴らしい木目が浮かびあがってきました。

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最後に

大事な家具を長く使っていくためにはメンテナンスは必要です。家具の修理、メンテナンスで何か気になることがあればご相談下さい。