師走に入り2016年もあと1ヶ月。やり残したことはありませんか?クリスマス、年末と忙しくなってきますが、ゆっくり一年を振り返ってみるのもいいですね。
さて、今週は連続して納品の予定が入り、名作の家具を納品させていただきました。
大学の資料
九州産業大学工学部、住居・インテリア設計学科/建築学科で使われる資料としてご注文いただいたチェア。
デンマークの巨匠、アルネ・ヤコブセンが1958年にデザインしたエッグチェアとスワンチェア。硬質発泡ウレタンを世界で初めて採用し、斬新なフォルムを実現しています。デンマークのフリッツハンセン社製、受注生産のため約4ヶ月お待ちいただきました。
今でこそ名作椅子と言われ、高い評価を受けていますが、発売当初はオーソドックスな家具が普通とされていた時代なため、奇抜すぎるとまるで評価されませんでした。
デンマークから長旅で到着したチェアをしっかり検品して納品。百聞は一見にしかず。百見は一触にしかず。椅子も座ってその良さがわかる。見た目のデザインの美しさはもちろん、触れてみて、座ってみてわかる名作と言われる所以。
九州産業大学の学生さんたちも興味深々、直接触れることが学びになり、きっとこの椅子たちの座り心地に感動したでしょう。
リノベ×ヴィンテージ
2件目の納品はご自宅のマンションをリノベーションされ、そのリノベーションの間、使っていた家具の修理、メンテナンスをさせていただきました。
デンマークのハンス・J・ウェグナーがデザインし、ゲタマ社製のソファ、ディベッド、コーヒーテーブル。
ヘタっていたクッションの張替えと木部のメンテナンス、テーブル天板の修理、ウレタン塗装をご依頼いただきました。
長年愛用され愛着のある家具たちがメンテナンスによってよみがえり、綺麗になって戻ってくる。そしてその家具たちがリノベーションされた空間にしっかりマッチしています。
お客様にもすごく喜んでいただき、納品時でしか味わえない達成感、楽しさを感じました。
キッチンに置かれたカップボードもお客様に何度もリルノルディックに足を運んでいただき、ご購入いただいた物。
生まれ変わったお部屋と共に長くお付き合いいただきたいと願っております。