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Rungstedlund Chair オーレ・ヴァンシャー 

明けましておめでとうございます。2017年も北欧ヴィンテージ家具を中心により良い空間をご提案し、皆様に少しでも幸せになっていただけるよう精進致します。本年も宜しくお願い致します。

さて、2017年最初のブログはオーレ・ヴァンシャーのダイニングチェアのご紹介です。

オーレ・ヴァンシャー

デンマークの家具デザイナーであるオーレ・ヴァンシャーは数多くの名作を残していますが、デザイナーとしてばかりではなく、家具の歴史的背景を研究し本や論文を発表した学者でもあります。

彼のデザインは特殊な手加工の高級な作品だけでなく、機械加工を取り込んだ大衆的なデザインも多く発表しています。

そして1960年代に発表されたこのシンプルで綺麗なダイニングチェア。

Size W:500mm D:500mm H:770mm SH:450mm ローズウッド材

Lille Nordicでの在庫は2脚。どちらもローズウッドですが全く木目が違い、まさにヴィンテージならではの一点モノ。座面の生地も状態よく、ストライプが綺麗です。

木の材料選別にこだわりをもち、良い材質を使い家具生産をしている P.Jeppesen社(PJファニチャー)と デンマークの家具品質を保つための当時の品質保証マーク DanishControl の丸いプレートがはめ込まれています。

背を支える背もたれの笠木は贅沢に無垢のローズウッドを削り出して作られています。側面から見ると若干平面的で、機械加工を取り入れたデザインを感じれる所です。

今にも動き出しそうなローズウッドの木目。

背もたれのカーブが背中に優しくフィットし、木の硬さを感じさせません。

やはりダイニングで使われる椅子は後ろから見られることが多いので、後ろ姿の印象が大事。背もたれから伸びる後脚の曲線はさすがの美しさです。

このダイニングチェアは一度しっかりメンテナンスをし、木のそのままの良さを活かすためオイルを塗って仕上げております。

2脚ともに高品質のローズウッドの違った木目を楽しめる椅子です。